お葬式『一日葬』(いちにちそう) を選ばれる方が増えています

一日葬

いつもご覧頂きありがとうございます。

本日はご葬儀が一件入っています。一日葬(いちにちそう)というプランです。

 

近年の葬儀は大きく分けて「通夜葬儀」「一日葬」「直葬」の3種類に分かれていますが、最もご依頼の多いのがこの一日葬です。

 

一日葬は負担が少ない

一日葬は通夜式を行わないお葬式で、儀式としてはその名の通りお葬式の日、一日だけで終了します。

そのため色々な意味で葬家の負担が少なく済むことが多いようです。

 

だからと言って簡略的過ぎるかと言えばそうではなくて、お別れはしっかりと行うことが出来ます。

 

僧侶による葬儀の宗教儀礼、棺の中へのお花入れ、御出棺からご火葬など、

お集まりになった皆さまで故人とのお別れのひとときをお過ごし頂けます。

 

一日葬は丁度良い大きさで現代のニーズにマッチしているので、ご家族からこれからも選ばれ続けるのではないでしょうか。

 

 

葬儀の傾向

東京という土地柄、地方出身の方が都内でお亡くなりになる場合が多いのですが、

近年は地方のご親戚などは参列を見送られるケースがほ多いようです。

 

東京近郊にお住まいのご親族など、5~15名の家族葬が中心のように思います。

 

もちろん、故人のご年齢や交友関係の広さなどにもよりますので規模は色々です。

お葬式にご友人、ご近所の方、仕事関係の方などが参列される場合もあります。

 

アフターコロナ

コロナ禍では葬儀式場が密にならないように座席の間隔を空ける、扉を開けて換気するなど、葬儀社の方も工夫されていました。

 

5類移行後は感染症対策も緩和されてきています。

 

私は不織布マスクを着けて読経しています。

読経中に発声や呼吸がしづらくて苦しくなる時があったり、

また、参列者の方からしてもマスクで声がこもっていてお聞きづらい点はあるかと思いますが、

現在のところ始めから最後までマスクを外さないようにしています。

 

 

読経時間はコロナ前と変わらず

読経時間は短縮することはなく、

一日葬では、葬儀、初七日法要、法話を含めて40~45分のお勤めを行っています。

これはコロナ以前と同じ長さです。

 

もちろんご要望によっては読経時間を短縮することも出来ますが、基本的に葬儀では上記のお時間を頂いています。

 

今できる精一杯を

葬儀というのは人生を締めくくる、一度きりの大事な儀式です。

コロナが落ち着いた今、出来る精一杯をされることで後悔のないお葬式が出来ると思います。

 

それでは良い一日をお過ごし下さい。